勉強会の講師をいたしました
2023/12/28
こんにちは、訪問看護杏の花マネージャー・看護師の原子内です。
11月25日(土曜日)に、聖路加国際病院看護学部で
アスベスト中皮腫の在宅での看護について
聖路加看護大学の長松康子助教授から依頼があり発表させて頂きました。
中皮腫患者さんは悪化するまでは全く普通の生活をしていることが多く、
訪問看護を必要とする方は少ないと思います。
しかし再発悪化すると、状態が急変し多種多様な症状が出るケースが多いです。
状態が悪化してからの導入では、関係性を築けず症状の変化にも
対応できずに終わる可能性があり、退院時や手術後などに
訪問を導入することが大切であると考えます。
幸い現在は、横須賀共済病院の諸星隆夫先生と退院支援室の井上看護師長、
アスベスト支援団体の池田理恵氏、ケアリリーフの福本菜穂子ケアマネージャーの
チームで退院カンファレンスもして頂き、情報共有もうまくいき
連携することができています。
上手くいっているケースとして私たちが行っている支援が全国でスタンダードに
なっていただけたらと思っています。
そのステップとして今後も中皮腫教育プログラムに
関わっていきたいと考えています。